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『ひみつ堂』 【天然氷】と純粋氷蜜【ひみつ】のかき氷

冬のかき氷で粋に

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「きみたち、お酉様いってきたの?」

「あっ、はい。」

「どうだった?混んでたろ。」

「そうですね、スゴイ並んでました。」

「だろう。酉の市ってのは始まる少し前に行くんだよ。となりにお寺さんがあるだろ、でな 零時になるとそこの坊主が鐘つくんだよ すると門が開くんだ。ちゃちゃっと参拝してな、どこの店にしよっかって一回りすんだよ。気にいった店戻ってな値段の交渉だぁ。言い値の半分に値切るんだよ。なかなか向こうさんも譲らねぇわな。それでも値切んの。向こうが折れたらな、値切った分を祝儀として置いてくんの。これが粋な買い方ってもんなの。」

今年も浅草・酉の市へ参拝にいきお店の商売繁盛、ご来店くださるお客様の開運をお祈りし、これぞ粋な買い方!!はできませんでしたが、小さなお店にぴったりの熊手を新調して参りました。

酉の市でも厚手のコートを着用している人も多く、このところ初冬らしい気候になって、お店のほうも大分のんびりムードになってきておりますが、お陰さまでかき氷のお客様が多く、「グラタンはまだですが??」と聞かれることもまた多くなってきているのですが、まだ始められる余裕がありません。
12月初旬にはオーブンを引っ張りだしてグラタンのご用意をしていきたいと思いますので、もうしばらくお待ちくださいませ。開始日はツイッターでご報告させて頂きます。

只今のかき氷は

キャラメルシリーズ

なつかしキャラメル、バナナクリームキャラメル、ロイヤルミルクティキャラメル、パンプキンクリームキャラメル…順次登板してまいります。

黒糖きな粉みるく金時豆 (豆も当店で炊いております。)

自家製ラムレーズンみるく (仕込中・11月下旬~)

当日のメニューにつきましてはツイッターをご参照ください。

北海道のお客様「冬でも自宅は半袖でアイス!」を見習って、お店は暖房で暖かく。視覚的にも赤く、赤く、暑く… 奥の間のは分厚いお座布団をご用意してご来店お待ちしております!!


ひみつ堂
# by omodakaya-ice | 2012-11-21 21:37 | お知らせ

北の国からの贈り物

北の国からの贈り物_b0195849_063258.jpg


とにかくお水が美味しくて

星空がごっつい綺麗な

仙人の郷と呼ばれる秋田県東成瀬村で農家兼養鶏業兼SingerSongWriterを営む杉山さんから今年もキラッキラの山ぶどうが贈られてきました。

夏の部が終わる少し前、去年より一週間ぐらい早い到着で、ご注文が途切れたので待ちきれずわくわくしながら大きな段ボール箱を開けると、細いツルに鈴生りではち切れんばかりの無数の山ぶどう…

こりゃ、外すの大変だわ…
収穫するのもさぞかしご苦労があっただろうと思われる程の沢山の量で。。

ここはみんなにお願いして(笑)

ひみつ堂の女子力で一粒残らず氷蜜に仕込まれました。

あれから約一月、じっくりと熟成された氷蜜に仕上がりました。

一番出しは冬の部初日に間に合い嬉しい限りです。

出来上がった氷蜜は全部で四リットルの果実瓶が五本なので百五十名様分前後となります。

初日は30杯限定にさせていただきまして、後日分の提供数は随時Twitterでお知らせさせて頂きます。
一回目の仕込みと二回目の仕込みに二週ほどの時間差がありますので、お出しできる日も間隔が開いてしまう場合もございますことをご留意くださいませ。

「ひみつのごはん」始めました。

まずは最初の初日は体を温める自家製スープからのご用意になり、グラタンの開始はもう少し先になります。北海道のかぼちゃと玉ねぎをじっくり煮込み、自然甘みを感じていただけますよう白味噌とお塩だけで味を調えてあります。

どちらも北の国からのお力を拝借いたしましての冬の部幕開けメニューです。

寒さが募れば一層輝きを増す軸のぶれない北極星に

寒くても笑顔になってもらえるかき氷が作れるよう願いを込めて。

2012年 冬の部 初日
# by omodakaya-ice | 2012-11-03 00:16 | お知らせ

ありがとうございまいた。

ありがとうございまいた。_b0195849_905795.jpg


「今日は天気いいみたいですね!」

「そうなんだよ!千秋楽の日は晴れんのよ。去年もそうだったじゃん。」

快晴と程好い気温の後押しもありまして「ひみつ堂・夏の部千秋楽」

大入満員完売御礼と愛なりました。

御礼申し上げます。

今年の夏の部は昨年に増して多くのお客様にご来店いただきました。

本当にありがとうございました。

またご来店くださいましたお客様全てのかたをご案内できなかったことを深くお詫び申し上げるともに、できるだけ来て頂いたかたをご案内しようとするあまりに配膳等にいたらなくご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。

夏の部の中でも梅雨明けから秋のお彼岸までは「ひみつの夏」と称しまして、きて頂いた全てのかたにかき氷で自然の涼を感じてもらうことを第一の優先事項としてやっております。

「東北から来たんですけど、今日はもう入れないんですか?」と泣かれてしまったお客様が…
ご案内担当のスタッフからその様なことを聞くたびに拍車がかかり、個々懸命に作業に当たるので雑然とした雰囲気ではありましたが帰って行かれるお客様の笑顔が多かったこと、励ましのお言葉をかけてくださるかたが沢山いたことを救いに頑張り続けることができました。

お客様のパソコン日記に「削る人、蜜をかける人、洗う人、運ぶ人、会計の人、スタッフさんの連携プレイが見ていて気持ち良かった。」とあり(地下に蜜を作る人もいます。)実にその通りで誰もが持ち場を懸命に務め助け合ったからこそ、長かった今年の夏のを乗り切れたんだなと痛感します。正に人力、全てが手作業のひみつ堂にとってなくてはならない存在です。
「ひみつの夏」を支えてくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
またスタッフを始め、蔵元さま、生産者さま、谷中銀座さま、八百屋さま、幸陽軒さま、氷を預かってくれる倉庫さま、ご近所さま…沢山の方々のお力添えを頂戴致しましたことに感謝致します。


屋台から始まった当店、ひみつの夏は少しでも賑わうお祭りの雰囲気をとガヤガヤできるだけ威勢よく(笑)やってまいりましたが、白い暖簾をたたみ暫しの間充電休業をいただきまして




バシッ




と心を入れかえ


冬の部でゆったりとまったりと暖かく「秋冬のかき氷」を楽しんで頂けますよう挑んで参ります。

11月3日に初日を迎えます「ひみつ堂・冬の部」かき氷と共に温かいものもご準備に精進いたしまして、あなた様のご来店を心よりお待ち申し上げます。夏の部と相変わらぬご贔屓ご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

ひみつ堂
# by omodakaya-ice | 2012-10-26 09:05 | お知らせ

ひみつ堂「夏の部」じき終わります。

ひみつ堂「夏の部」じき終わります。_b0195849_17284494.jpg


彼岸花がようやく咲いた今日この頃、暑さもやっと一段落しました。

朝から晩までかき氷を作り続けた毎日も手を休める時間も出てきて、年末のお蕎麦屋さんのようなイメージ(笑)を脱しようやくお店も落ち着きを取り戻しつつあります。

お店は秋じかんとなりましたが、かき氷だけの夏営業は「夏の部・千秋楽」10月21日まで続きます。

残すところ僅かとなりましたが、湿度もなくカラッとした陽気の中で「ひみつのかき氷」を楽しんでいただけますようより一層かき氷作りに精進してまいりますので、千秋楽までの皆様の熱い厚いご来店何卒よろしくお願い申し上げます。

*** *** *** *** *** *** *** ***

ひみつ堂 待ち時間 (10月1日現在)

真夏のような何時間という単位のお待ち時間は平日、週末ともなくなりました。

平日

9月最終週の平日昼間は最大で10分くらいでした。

10月は夏日にならない限りお待ちいただくお時間はなくなっていくと思います。

夜18時~は20分位のお待ち時間がある場合もございます。


土日祝

9月最終週は14時~17時にかけて30分~40分のお待ち時間がでておりました。

10月はお天気の良い日だとお待ち時間がでる場合もございます。


~秋じかん~

10月より営業時間が下記時間に変更になりました。

定休日

月曜日 ・ 火曜日(10月~3月のみ)

祝日は営業いたします。

営業時間

11時~20時 木・金・土曜日

11時~18時 水・日曜日

ご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

ひみつ堂
# by omodakaya-ice | 2012-10-01 18:00 | お知らせ

"ひみつの夏" 始めました

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東京は大賑わいの朝顔市を幕開けにいよいよ夏本番、かき氷専門店として多くのお客様に「かき氷」を楽しんで頂ける季節がやって参りました。

谷中の町を歩いていると、風鈴の音が涼やかに、開け放たれた窓から三味線の音色が流れおち、背の高い建物のないお陰で自然のままふく風に都心に居ながらして懐かしく優しさに包まれ夏の始まりを感じます。

「ザ・日本の夏」

職業がら海にも山にも行けませんが、存分に夏を味わうことができます。

昔からご縁があり、商いをさせて頂いております谷中の風景がいつまでもこのやさしくどこか懐かしい空気感が続いてほしいと願わずにはいられません。

そんな魅力ある土地柄のお陰様もありまして、混雑する日が多くなってまいりました。

客席21席の小さなお店でございます。スタッフとともに懸命にお客様のご案内に努めておりますが、お待ち頂てしまう場合がございます。店外お待ちの時間が30分を超えてしまう日は順番ノートをご用意しております。ノートにお名前をご記入頂き目安のお時間(手動式ゆえアバウトです。)に「ひみつ堂」に戻ってきて頂くかたちになっております。

お待ち頂いてる間は、お客様の気の向くままに、谷根千散策をお楽しみ頂ければ幸いです。(夏のお待ち時間は日によりますが十分~三時間になっております。)

近場での下町気分を味わえるお食事処のご紹介を。
お向かいにあります「幸陽軒」さん。昔ながらの中華屋さんでスタッフのお昼ごはんに一番人気です。
谷中銀座はメンチカツが有名ですが、入り口角の「やきや」さんというイカヤキやさんも人気です。

個人商店の密度がNo.1の台東区、中でも谷根千エリアは個性溢れるお店でいっぱいです。

おせんべいやさん、佃煮やさん、古本屋さん、お茶やさん、竹細工やさん、暮らしの道具やさん、雑貨やさん、お菓子やさん、小道具やさん、栗の専門店さん、帆布やさん、アクセサリーやさん、美容院さん、惣菜やさん…
何度来ても懐かしい中に新しい発見がある町です。

お待ち頂くお時間を有効に使っていただければ必ずや楽しい1日を満喫して頂けると思います。

最後になりますが、ご来店くださるお客様に心より感謝を申し上げ、重ねてお願い申し上げることがございます。夏のかき氷やも歌舞伎の劇場同様にお客様と作り上げてゆくものと勝手に思っております。役者は掛け声で輝きを増していきますが、お店は「美味しかったよ。」の一言がスタッフ一同なにより嬉しいものでございます。少しでも当店のかき氷を美味しいと感じたらスタッフに一言頂戴することができますれば激しい夏の百日間を乗り切る大きな肥やしになり励みになります。

七月~十月は「ひみつ堂奮闘営業」スタッフ総出で一所懸命に手動式でかき氷を作り、果物の皮をむき蜜を仕込み、器を洗い、ご来店の全てお客様に夏の楽しい思い出の一頁になれるよう励んでまいりますが、夏の百日の間、朝十一時~夜八時までの九時間かき氷を作り続けることが一番の務めでございます。自分ごとで申し訳ございませんが手動式でやっていくのは相当な体力消耗になり一日の後半になりますとしゃべることもできなくなってしまう日もありご無礼なことも多々でてきてしまうこともあることをご理解賜りますよう重ねて更に図々しいお願いではございますがよろしくお願い申し上げます。

「かき氷で笑顔になって頂く。」屋台当初からの志を胸に支えてくださるスタッフのかた達と一杯一杯のかき氷を一所懸命に創っていく所存でございますので、どうかお客様には夏のひみつ堂を暖かい目で育てて頂けますようよろしくお願い申し上げます。

以上
"ひみつの夏奮闘営業口上"とさせて頂きます。(笑)

あなた様のご来店心よりお待ち申し上げます。

ひみつ堂
# by omodakaya-ice | 2012-07-10 08:47 | お知らせ