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『ひみつ堂』 【天然氷】と純粋氷蜜【ひみつ】のかき氷

茨城のと名のつく青果店

相変わらず賑やかだなぁ。

どっちを向けばいいかわからない。

線路向こうで駅前にある五十代(推定)の姉妹+ちょっとクセのある(笑)おじさん三人で営んでいる八百屋さん。

いつも賑わっているが・・・

「大丈夫だっていくら説明してもねぇ!特にさぁ、若い人はわかんないのかねぇえ!」

一人が話し終わらないうちにまた

「なんだっけ?なんてたっけ?」

別の話題に。

機関銃のように話かけてくる。

色々野菜をとってレジに。

「いいよ!かぼちゃ20円引きで!」

向こうで

「いちごわぁあ!」 連携プレーはさすが。

そっちにいくと「それもいいんだけど、こっち!色うすいけどコレ甘いのよぉお、ほれ食べてみな!」

思ったより甘い…

「じゃこれで」

「ふたつもってく?」

「……一つで。」

「あいよ」

会計してると親父さん登場。

「旦那さんさぁあ、ほら通達来てんのよ……」

機関から出た各品目の検査済み安全通知。

地域の八百屋さんが教えてくれた市場の現状。

茨城だから、栃木だからと一県の農産物まるごと駄目という訳ではない。


露地物は地域によっては安全基準を超えていて摂取しないことが望ましいのかも知れないが、一定量を毎日採り続けてなる数値。



危険範囲はキレイな丸じゃない。

風向きによっても違うし、ましてや人が計り得ない?公表しきれない?(推測)気流だってある。

前例のある事故だって、遠く何百kmも離れたところが赤かったり、すごく近いトコがクリアに近かったりする。

「今の検査ってさぁ、プールに一滴たらしただけで反応でちゃうんだよぉ。市場に出てるってこたぁ、検査通って大丈夫なんだよね。」

ただ主だったものが、地域の代表として、公表される。

公表されているものがすべてではないし。

1日のニュースで伝えられることには優先順位があり、時間に限度がある。

産地表記義務のない加工食品原料はどうなのよ?ってことにもなる。

状況は刻一刻と変わっていくし、安全な情報を全国民に伝えるお国の大変さも察するけど、本当の事をちゃんと見極めていくことがとても大事だと思う。

何か一つの問題が起きた時、みんな同じ基準で全員が同じ方向を向いてしまうことには、なにか落とし穴があるようでならない。

自分で食べるものぐらいは、そんな落とし穴にハマリたくないから、自然に「町の八百屋さん」に足が向いてしまったんだと思う。

人が人に曇りのない眼で、自信を持って薦めるもの。

根拠があるからできること。

すべてにおいて安全は大前提だけど、信頼がなければ真の安心は得られない。


お店で出す食材はしっかりとした根拠に基づいて吟味していきたい。


帰りに寄った大手スーパーで半値以下になった葉物野菜をカゴに入れていく人が多くいることにおどろいた。
by omodakaya-ice | 2011-03-25 23:19 | お知らせ
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