想像してみてください。
この写真は近所の小さな草野球場の一部。
この時期の早朝は一面シモバシラのハタケになります。
それも皆ゆうに黒いピン止めをこえる長さ。
凜とした空気が張り詰めていて、ほのかに湿った土の香りがします。
ご面倒ですが……ちょっと靴を履いていただけませんか?
そして画面を目いっぱいグぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと広げて、
写真の中をお好きなように歩き廻ってみてください。
聞こえましたか?
どうしてもお聞き頂きたかったのは「霜柱の畑を歩きまわる音。」
あっ、お一つご注意が。(履き古したスニーカーでお願いします。かなりビショビショになってしまいますので。靴下を脱いでからお部屋に戻るのもお忘れなく…)
この時期、もう一つのお楽しみはコタツに入って食べるアイスクリーム。意外性の小さな感動。最初に発見した人は誰だろう。わざわざ買ってきたのか?それとも夏の忘れ形見の賞味期限に目がいって「え゛ぃっ!」とスプーンを入れたのか。いずれにしてもそんな至福の時間を教えてくれた「誰かさん」に感謝。感謝。本日はお日様の笑顔が抜群で、絶好のお散歩日和。年に一度の晴れ舞台を目前に「谷中霊園の桜並木」は桜のつぼみがふっくら膨らみ、見渡す木々の枝先は日光に透かされてほのかにピンク色。一生懸命舞台稽古に励んでおります。濡れてしまったスニーカーを、お気に入りのスリッポンに履き替えて、谷根千YANESEN (東京の下町、谷中・根津・千駄木界隈の通称) で歴史散策するにはもってこい。
小さなパンやさんでハムと野菜もしくは自家製マーマレードとバターをこぼれんばかりに詰め込んだ焼きたてのクロワッサン、はたまたかわいいベーグルやさんでドライフルーツをたっぷり練りこんだモチモチのベーグルを買い込み、上がる湯気から煎りたての豆が薫るコーヒー片手にぶらぶら散歩。古本屋さんや、小さなお洋服やさん、かわいい古物やさん、船の帆布で作られたバッグやさんなんかで自分だけの一品に出会い変身したり、気さくなお店の人と気ままなおしゃべりを思いっきり楽しんだりしたあとは、お江戸文化に想いを巡らせながらのお寺めぐり。ちょっと足が疲れたアトの三時のおやつは「おこたのアイス」。いやいやここは、暖かいお店の中でマフラーハズシテ、コートを脱いで、身も心も軽くなったそのあとにスプーンを入れる「ひみつ堂のいちごみるく」。豊かに実った旬のいちごが、乳白色のミルクと一緒に力を合わせて、薄く削られた氷のキャンバスを赤や淡いピンク色に染め上げております。
あっ、そ・う・い・え・ば、、、お店は五月からだった…。今はいっしょうけんめい舞台稽古中。お客様をお迎えする準備をしております。
あなた様の今日という1日が、心の晴れ渡る素晴らしい1日になりますように。
「いってらっしゃい。」
自分探しをしない、そのまんまに気楽で小さな旅へ。
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「かき氷やさん」にしか見つけられない、小さな小さな感動をいっぱい見つけて!届けたい。
感動探しが大好きで、感動にはちょっと欲張りな、谷中の小さなかき氷やさん 「ひみつ堂」
お店の願いはただ一つ、お客さんを笑顔にしたい……
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ご連絡・お問い合わせ先
himitsu-15@docomo.ne.jp ひみつのいちごドコモ へお願いします。
himitsu875@dream.jp
by omodakaya-ice
| 2011-03-05 10:57
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