『ひみつ堂』 【天然氷】と純粋氷蜜【ひみつ】のかき氷

「1、2、3、4、魚っ、6!!」

いずれは夫婦で切り盛りするお店、物件を一人で決めて後々文句の日々が続くのはコワイので、物件を見てもらう為に、夏休みのお皿洗い志願の息子と三人、雪のぱらつく「谷根千」へ。今日は日舞の師匠の眠る寛永寺に手を合わせる目的もあった為、鶯谷で下車することにする。お寺のある桜木とは反対の出口に出てしまった為、寛永寺まで結構な距離を歩くことになった。

「あとなんぷ~ん」「あとなんめーとる?」
食べ物と魚類の生態にしか興味のない息子は、歩かされるなと悟って遠まわしに文句の連打。目的に向かう早足の僕とはドンドン距離が離れてく、「パティシェ イナムラショウゾウ」さんの電柱看板が目に入り予定にはなかったのだが大分離れた息子に向かって「ケーキ買うから!!」と思わず口ばしってしまった。
(ケーキ)という目的ができた息子のダラダラ歩きはルンルン早足と変わった。
お寺の前の桜並木にそのケーキ屋さんはある。小さなお店だが入り口にはきちんと正装した「ドアマン」です。という人が立っておられ、それはそれはにこやかに爽やかにドアを開けてくれる、悪天候の中でも店内はすごい人。「マカロンのセットがいい!」などととぼけた事を言う息子に「一人ケーキ一つね!」と釘を差す。キャビンアテンダントさんのようにケーキを箱詰めするお姉さま達に苦笑いされながら、あれやこれやと選んでいるとショーウィンドウには季節物のいちごのケーキが沢山ある。「いちごのムース、いちごのカップケーキ、ショートケーキ…」結局「いちごの使い方のお勉強に」という名目で6つもケーキを買ってしまった。
そんな名目がなくても、ウィンドウに並んだ独創的で美しいケーキを見れば誰しも(全部食べたい…)と思わずにはいられないと思います(笑)

味わいもまた格別。

うちに帰って箱をあけると、古い自宅の和室に置かれたコタツの上に置くには忍びないほどの輝きを放っている。
「1、2、3、4、魚っ、6!!」という数の数え方を言いたくてしょうがない、海洋大学客員准教授のトークショウで洗脳されてしまった人に平らげられてしまう前に早速いただく、ムースは酸味を生かした大人な味で、生?のフランボワーズがぎっしり入っている。カップクリームケーキには綺麗に切り目の入ったカットされたいちごが沢山、いちごの切り口から見える中央に向かう幾つもの赤い筋が品物良さを物語っていて、いちご本来の甘みが楽しめる。ショートケーキはカップに入っていたクリームとはまた別で、見た目よりも軽い感じのクリーム・スポンジ・いちごの割合が口の中で心地よく久しぶりに「何個でもいけます!」と思った。ショート、ムース、カップ、別々にいちごの違った一面を引き出したとてもジューシーで華やかなケーキでした。
どんな金型つかって作ったの?と思う独創的な形状のクリームの使い方をしているケーキや、きっちり定番の色と形をしているけど組み合わせの妙を演出した面白いケーキも沢山あったので、こんどは何いただこうかな?と頭の中がスイーツでいっぱいになる魅力あふれた洋菓子店さんでした。

やばっ
(物件、物件!)汗
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by omodakaya-ice | 2011-02-17 22:27 | 店探しの日々
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